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Chapter 160 - 第161章:おじいさんは……まだまだ元気だね!

「うん、おじいさん」

「さあさあ、この数日間たくさん資料を集めたんだ。孫と二人でじっくり相談しよう、明日の行程をね」

秦書畫は少し驚いたように目を瞬かせて言った。「お父さん、あなたも一緒に旅行に行くの?」

実は、蘇千瓷の心の中も少し変な感じがしていた。

結局のところ、おじいさまは今年70歳だ。体がそんなに丈夫なのだろうか?

おじいさんは...本当に元気だなあ!

厲浔おじいさまは振り向いて目を見開いた。「どうしたんだ?ダメか?」

秦書畫は気まずそうな表情で「そんなことありません」と言った。

おじいさまはフンフンと顔を背け、心の中で悪態をついた。お前に何がわかるというんだ!彼は遊びたいわけじゃない、大事な用事があるんだ!

自分がまもなく成し遂げようとしている大事なことを考えると、おじいさまの気分は一気に良くなり、にこにこしながら蘇千瓷の手を引いてソファに座ろうとしたが、展示品のように立っている唐夢穎を一目見ると、また気が変わって言った。「孫嫁よ、書斎に行こう」

「はい」蘇千瓷は唐夢穎に会わないですむならそれに越したことはなく、すぐにおじいさんと一緒に書斎に上がった。

おじいさまは年を取っているが、若い頃はかなり遊び人だったことが伺える。

旅行の計画を立てるのが上手で、蘇千瓷はそれを見た後、全く意見がないと表明した。再び下りてきたときには、すでに午後5時過ぎだった。

「次男の奥様、食事の準備ができました。プールに行って二少様を呼んで食事に戻ってきてもらえませんか」

「彼、戻ってきたの?」

「はい、ついでに水も少し持っていってください。泳いだ後は脱水しやすいので」

「わかりました、任せてください」蘇千瓷はミネラルウォーターを1本取り、プールの方向に向かって歩き始めた。

——————————

唐家と厲家は代々の付き合いがあり、長年の隣人でもある。

このプールは厲家のものだが、唐家と厲家の間に位置している。面積はそれほど広くなく、100平方メートル余りだが、康シティのこの一寸の土地も金に匹敵する地域では、これだけでも貴重な所有物だ。

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