後述の内容はすでにマシューから伺っています。
特に強調すべきは、あの地震なのです。
物語の発端は、遥か遠くの邪魔の祭壇で起きた大爆発にもとづきます。
その爆発が、開催地である地下空間に大きなダメージを与えたわけではありません。
しかし、これが偶然にも地下の共鳴を引き起こし、ついにクールスースにいたダンジョンが崩壊したのです。
そして、その爆発の原因となった者たちは -
菌人部族の説明を聞き、その中にはあなたもいた、マシュー!”
“あなたこそ、赤龍クールスースを目覚めさせた人間だ!”
マシューは目を丸くした。
本当にそれが事実?
それほど偶然なことがあるのか?
2ヶ月前、彼は雨林の地下城で、ポポと一緒に天災教団の 邪神の祭壇を爆破していた。
その爆発は小規模な崩壊を引き起こすだけで、思いがけず遠くの場所に蝶々効果を引き起こす事になった。
この話は、ローランの口から出てきたものでなければ。
マシューは決して信じられなかったことだ!
「では、高葉優越のハイマウンテンリザーバーはどうだ?それもまた、その爆発が理由で崩壊したのではないだろうか?」
彼は少し落ち着かなくなった。
ローランは首を横に振った。
"私にはわからない。それが関連している可能性もありますし、関連していない可能性もあります。私の知る限り、そちらにはブラックドラゴンが活動しているようです。おそらくあなたがやったわけではないでしょう。
マシューは一安心した。
ゼラとリチャードは一瞥し、表情はますます硬くなった。
前者が発言した。
「つまり、我々の正北には緑龍が一頭、
正南には赤龍が一条、
西南には黒龍が一条疑われている。
白龍と青龍だけが欠けていて、五色巨竜がすべてそろう。
巨竜の活動年は、ローリングストーンズタウンを狙っているのか知りたい!」
誰も彼の質問に答えることができなかった。
何人かで少し話し合った。
一応、ヘンリーを南貿易ステーションで拘束することにした。
ゼラはヘンリーを使い続けて赤土山との交渉を行うつもりで、相手が赤龍だと知っても、表面の手続きは続けるつもりだ。